橋本先生の『めあて学』

和歌山県小学校教諭。主体的・対話的で深い学びを実現するため、子どもたちがわかる、より具体的で明確なめあて作りを中心に、『学び合い』の考え方による実践について書いていきます。

5年生いろいろ

先日、大阪SORAの会に呼んでいただき、課題づくりについてお話させていただきました。

5年生の教材を使ってワークショップをし、その時に見本として提示しためあてです。

 

算数(整数と小数)

・全員が、42.195を10倍すると421.95、100倍すると4219.5、1000倍すると42195になることを、「小数点」「右」という言葉を使って説明することができる

・全員が、42.195の100倍を、42195と書いてまちがえました。まちがっている理由と正しい答えを説明することができる。

 

国語(あめ玉)

全員が、さむらいは「えらそうでいばった感じだが、ゆだんしがちな人」だとわかるところを教科書からみつけ、そう考えた理由を3人に説明し、納得してもらえたらサインをもらうことができる。

 

社会(あたたかい沖縄県にすむ人々のようす)

全員が、沖縄県の「伝統的な家」と「現在の家」の工夫を、「石がき」「コンクリート」「給水タンク」「しっくい」「強い風」「暑さ」「水不足」という言葉を使って、来年の5年生がわかるようにまとめることができる。

 

理科(植物の発芽と成長)

全員が、種子が発芽するには「水」「空気」「適当な温度」の3つの条件が必要であることが分かるための実験方法を絵と言葉を使って説明することができる。

 

外国語(Hello, everyone.)

全員が、すきな「色」「スポーツ」「動物」「テレビ番組」「食べ物」を使って、自己紹介をすることができる。